会長挨拶

ご挨拶

私は14年前に、偶然技能実習生プログラムを知り、日本に行くことを決意し様々な準備を進め、2007年に技能実習生として初来日いたしました。

最初の目標は家族を援助するため、またお金を稼ぐことでした。しかし来日後、日本で沢山のことを勉強させていただき、日本での生活はお金以外にもっと価値があることに気づきました。それらは私の考え方、価値観、意志に影響を与えました。実習生期間が3年間終了し、ベトナムに帰国した後、様々な仕事に就きましたが、日本に対して愛情が薄れることはなく、日本で貯金したお金を使って留学生としてもう一度日本に行くことを決意しました。

日本で過ごした時間は自身の規律、マナー、仕事への真剣な態度を鍛え、日本の仕事はどのように行い、そしてどのような考えた方で臨むべきかといった理解を深める良い機会となりました。特に日本企業は従業員に何を求めるかや、日本企業の基本的な価値観についても理解しました。

また、日本に7年間住み、日本企業で働き勉強した経験のある外国人の私は、誰よりも、初めて来日した若者の挑むことや苦しいことなどを理解できます。外国人が直面する問題は主に文化の違い、日本の法律の知識不足、日本企業での仕事に対する態度、仕事のマナー違反などといった問題です。その中でも一番苦しいことは、言語能力不足によるコミュニケーションが原因で、仕事や生活の中で支障が起こることです。それらの問題を解決するため、日本へ出発前にベトナムで事前にしっかりと言語・マナー教育、訓練を行うことで、それらの問題を最低限にとどめ、早く日本の生活社会に溶け込むことができるようになると考えております。

ベトナムでは「木を植えるなら10年、人材を育てるなら100年」ということわざがありますが、その考え方から、日本に行く価値はお金を稼ぐことではなく、日本で実際に体験し生活していくことで、多様な価値観を身につけられる機会となり、これらの価値観は人の人生を変える可能性があり、100年後も次世代に伝え続くことが出来ると信じております。

以上のような経験から、私はベトナムAKANE人材有限責任会社を設立し、日本へ行くという希望を抱く若者に質の高い教育を行い、良いマナーを身につけさせ、日本企業それぞれのニーズに応じた適当な人材をご紹介させて頂いております。

そのような未来への希望を込めて、お客様を大歓迎し、こういった価値観を共有し、ともに成長できる良い関係を長く築き、ベトナムと日本の友好関係を育んでいきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い致します。

グェン・トオン・ギア

 

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